CV数21%改善!今あるサイトを活用してスマホサイトの作成方法

はじめに

貴社はスマホ用のページをお持ちでしょうか。多くの企業はPC用のページをスマホ用にデザインをそのまま転用しているケースも多いと思います。しかし、スマホのトラフィックが増加し、多くの消費者が購入していることを考えると、最適化することは非常に重要になっております。

そこで、今回は今あるサイトを改善することでスマホ向けに最適化する方法を、街中でもよく見るバッグのメーカーであるJanSport(ジャンスポーツ)の事例を用いて説明いたします。

スマホからの流入は多いのに売上が少ない!?

JanSportは既存のサイトを、レスポンシブデザインでスマホでも利用しやすくしました。しかし、スマホからの流入数はPCからの流入数より多かったにも関わらず、売上はより少ない状況でした。そこで、スマホ向けのサイトを作ることになりました。

JanSportは、従来サイトを多くの労力をかけ作成したため、そのサイトを参考にして改善することで、リスクを少なくしてスマホ向けのサイトを作ろうと考えていました。そこで、従来のサイトからスマホでのユーザーの行動やなぜその行動をしたのかについての知見を得たいと考えておりました。そこで、Clicktaleを用いてこれらのことを解明しようと考えました。

スマホ向けのサイトのCVRが低い理由と解決策

ClickTaleを使用して、スマホをユーザーのCVRがパソコンを使用するユーザーよりも低い理由について詳しく調べ、また、従来のサイトではユーザーが何を考えどのように行動したかを分析しました。

その結果、ユーザーがサイトバナーの直下にある売れ筋のバックパックの写真やコンテンツをほとんど見ていないことがわかりました。下図のようにより詳しく見ると、約4人に1人しか、バックパックの写真の真ん中に当たるファーストビューより下までスクロールすることわかりました。このことは、ナビゲーションメニューがよく見られるのに対して、多くの顧客がバナーの下にコンテンツがあったことに気付かなかったことを意味します。

Clicktaleを導入することで、ユーザーがサイトに掲載していたコンテンツを見ていないことに気付きました。

サイト最適化の方法については、小売店のカタログのように写真を目立たせ、ユーザーに分かりやすくする必要があります。

新しくスマホ用のサイトでは、バナーをより小さなものにしました。従来のサイト分析により、バックパックや売れ筋だけでなく新着や定番商品も人気であることが分かったので、それら4つの新しいカテゴリタイルをバナーの下にわかりやすく表示しました。

改善によってコンバージョン数は21%改善

JanSportにとって重要な期間である新学期の時期に、新しく作られたサイトでのスマホでのコンバージョン数は前年比で16%アップしました。 また、全体では前年同月比でモバイルコンバージョン数は21%増加しました。

スマホ用のデザインでの顧客の行動を分析したところ、サイトでのクリック率は700%増加し、直帰率は8.4%減少しました。訪問者の95%はスクロールし、JanSportのカテゴリー全体を見ました(従来サイトでは4分の1程度)。

次のステップとは

JanSportは、検索結果や製品の詳細ページ、購入フロー、商品のランディングページなど、UXを最適化するために、Clicktaleを活用した改善を行っています。 スマホからの流入が増え続いているため、JanSportは引き続きスマホでのコンバージョンを増やすことに注力していきます。

まとめ

JanSportスマホ向けに最適化されたサイトを作成することで、前年同月比でコンバージョン数を21%増やすことができました。今日、スマホからの流入が増えていることから、スマホからの売上の向上をするためには、PCサイト向けのサイトをただ単にスマホで見やすくするのではなく、スマホユーザーに最適化されたサイトを作成することが重要です。

実際、弊社でのクライアントの中には、スマホユーザーに最適化することで、2桁のCVRを持つサイトもございます。スマホユーザー向けに最適化されたサイトを作成されてみてはいかがでしょうか

本記事は以下の記事を翻訳・加筆修正したものです。
JanSport grows mobile conversions, clickthroughs with Clicktale

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